まずは川瀬巴水(かわせ はすい)。
以前ネットを見ていたら明治の初期の風景を描いた木版画が載っていて、江戸の雰囲気を未だ残している風景がとても気に入ったのだが、誰が描いたのか忘れてしまった。
最近歳のせいか日本の昔の風景に惹かれることが多く、美しい情緒あるあの風景を思い出すことが多くなりネットで探してみた。
たぶん吉田博か小林清親かとも思ったがいまいち違う。
それで調べていったら川瀬巴水に出会った。
川瀬巴水は 明治16年に生まれ、西洋画を学んだ後浮世絵版画の復興を目指す渡邊庄太郎と出会い、新しい浮世絵版画「新版画」の制作に加わる。外国では広重、北斎と同様に評価されている。
浮世絵と西洋画をミックスしながら透明感のある風景を描いている。
絵は音楽と同じで感じる物だから余計な解説はせず、まずは見ていただきたい。
北海道の風景も2枚あるんだけどどれか分かるだろうか。