S家のビフォー・アフター 2日目
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難民生活の二日目の朝を迎える。俺も何十年ぶりかの電気工事で脚立の上り下りで疲労がたまっている。居住スペースは台所の畳1枚分。別に二階に避難していても良いのだが、大工仕事を見ているのが面白いのだ。 |
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今回の工事で補強してもらう二階の荷重を支える梁。雪下ろしをさぼった時期があって、その時に横にヒビが入ってしまったのだ。 |
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居間のドアの移設の為、照明のスイッチボックスも移設する。配線が滅茶苦茶だが自分の家だからこれで良いのだ。 |
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婆さんの和室は壁を貼る下地を打ち付けてゆく。 |
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居間と和室の壁を取り外して1つにしてしまうので、間にあった柱を二本抜く。 強度が落ちるため太い梁で補強する。 そのための刻みを柱に切り込む。 |
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この長さ3500幅300厚み110の梁を既存の梁の下に取り付けたのだが、これを2メートル以上の高さまで持ち上げるのは大変だ。 大工二人で苦労しているのを見かねて3人がかりで持ち上げた。最後刻みに入らず、我が家の大ハンマーが活躍した。 |
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ものすごくでかい梁になってしまった。 |
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天井裏に将来パソコンとデジタルテレビをつなぐケーブルを入れるための管を通す。 |
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左上が将来を見越し10ギガバイトのLANケーブル。二階用だ。その下が9個口のコンセントを付けるためのボックス。この壁だけで18口のコンセントがつく。パソコン2台置くとこれくらい必要だ。右上がデジタルテレビ用の配管ボックス。その下は電話と光ファイバーの配線が入る。 光と電話ケーブルの移設はNTTに依頼した。 無料だという。 |
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ひび割れた梁に新しい梁を抱かせて補強する。 |
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新しい梁と比べて中央部で15ミリも下がっている。この二本をボルトで縫いつける。 |
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中央の梁も金具でずれないよう固定する。 |
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これが我が家の大黒梁だ。 |
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コンセントは器具を多く使用する所は6口 |
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テレビを置く側のスイッチボックス。上はパソコンにつなぐため。下はBSケーブルが入る。 |